BMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”-ドイツと日本、技と美の純粋な結晶。

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他の追随を許さない絶対的技術から生み出される究極のパフォーマンス、そして美の境地。日本の伝統工芸に対する強い共鳴から生まれたラグジュアリー・セダン、BMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”に込められた物語をここにご紹介します。

2020/12/22

BMWと日本の名匠プロジェクト

BMWと日本の名匠プロジェクト
世界をリードする最先端のテクノロジーと妥協なき美意識を融合し、特別な一台を創るBMWの革新的プロジェクト。第二弾は、BMW 7シリーズと、日本を代表する金工作家の奥山峰石氏(重要無形文化財保持者)の珠玉のコラボレーションです。

堂々たる風格、並外れたパフォーマンス、比類なき快適性の全てを備えた、ラグジュアリー・セダンの真髄を極めたBMW 7シリーズ。BMW 750Liは新開発のV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンとxDriveにより、他の追随を許さない性能を実現します。BMW独自のデザイン言語により細部にまでエレガンスが宿るエクステリア、妥協なき快適性を追求したインテリアは見る人をラグジュアリーの極致へと誘います。

「純粋なメタル」の質感を極めたボディカラー。

BMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”が纏う「ピュア・メタル・シルバー」は、BMWの特別なオーダーメイド・プログラム「BMW Individual」だけの特別なボディカラーです。特別な塗装仕上げによる明暗のコントラストが、塊感のある深い金属の質感と色調を精緻に表現します。技術的に可能な最高レベルまで研磨したアルミニウム・ナノ粒子を用いたベースコートから仕上げに至るまでのペイント・コートがその印象をより確かなものにし、見る人の心に深い印象を残す美しい輝きと艶をたたえます。

金属が描き出す風景と情趣を、魂に宿して。

「ピュア・メタル」を纏ったボディに秘めたもうひとつの「ピュア・メタル」ーーそれは、人間国宝(重要無形文化財保持者)の奥山峰石氏がこの特別な一台のために精魂込めて創り上げたセンタートリムと前後4枚のドアトリムの加飾です。花咲く日を待ち、生命の息吹を宿した枝垂れ桜を氏が高度な打込象嵌の技法で表現しました。

何度も描き直し、完成度を追求したという構図、ディテール。金属で表現するとは信じがたいような繊細な下絵を描き、赤銅(しゃくどう)板に貼り付け糸鋸で切り抜きます。次に、地金となる銀板に糸鋸で切り抜いた文様を接合し、木槌や金槌で叩いてめり込ませて文様を仕上げていきます。金属は叩くと固くなるので、バーナーの炎をあて「焼き鈍し(やきなまし)」て柔らかくしながらまた叩き、また焼き鈍し、叩き…。この繰り返しを気が遠くなるほどの回数行うことで、文様と地金が一体化し、表面がなめらかになるのです。

さらに奥山氏は、微妙な曲面をもったセンタートリム、ドアトリムの形状を完璧に再現するという、83年の人生で初めての試みに挑みました。「今まで作ってきたものとは全く違う形のものに完璧にフィットさせる必要があり、それが最も苦労したことのひとつでした」と奥山氏は語ります。そのために木材を削り出してセンターコンソール、前後左右のドアトリムの形を完全に再現した木型を制作し、大きさの異なる金槌を使い分けながら叩き、焼き鈍し形を創り上げていきました。作品とインテリアの見事な融合は、このように果てしなく精緻な工程を繰り返し、実現したのです。

インテリアトリムに秘められた美しい桜は、後部座席にその花を開かせます。それが特別なギフトとして添えられたワインカップです。純銀で滑らかな曲線を叩き出したワインカップは、内側に施した金の加色と銀のコントラストも美しく、可憐な薄紅色の桜の花が生き生きと咲き誇ります。ロングボディ、左ハンドルでショーファーカーに相応しいBMW 7シリーズ “PURE METALEDITION”の後部座席で、見事に開花した枝垂れ桜を描かれたカップで極上のワインを味わう時間をお楽しみいただけます。

「奥山峰石」という、日本の至宝。

「人間国宝」とは、「重要無形文化財保持者」の通称です。国が定めた文化財保護法に基づき歴史上、また、芸術性として特に高い価値を有した「わざ」を高度に体現・体得した者に対し認定されるもので、陶芸や染色、木竹工なども含む工芸技術の分野でその保持者数は個人としては60名にも及ばないほど稀少です(令和元年12月時点)。奥山氏は山形県新庄市生まれ。中学校を卒業後上京し、東京都文京区の銀器製作所に住み込みで就職しました。40歳で金工鍛金家としての活動を開始しました。その後様々な工芸展で受賞を果たし、ついに平成7年、58歳で重要無形文化財「鍛金」保持者(人間国宝)に認定されました。氏の作風は、その傑出した技術で固く冷たい金属を用いながら流麗で有機的な自然の風景を情趣豊かに描き出す点で独自性を確立しています。凛とした木立、愛らしいチューリップ。ふくよかな椿、可憐な秋桜といった植物をテーマにした作品を多く手がける中、今回のコラボレーションのために選んだのは枝垂れ桜の意匠でした。この枝垂れ桜は、奥山氏曰く日本三大桜に数えられる福島県の三春滝桜をモチーフにしたものなのだとか。

「その木があまりに美しく、作品のモチーフにしたいという思いから7回ほど見に行っていたものでした。満開の花が咲き誇る姿も美しいけれど葉の落ちた冬の枝の造形もまた素晴らしく、その枝をインテリアパネルに表現し、花をワインカップに咲かせたのです」
自然への敬意と美を真伨に見つめる眼差し、そして圧倒的な技術。日本の匠が生み出した名品と呼ぶにふさわしい金工作品を内包した、ドイツの技術と美意識が生み出した最高峰のラグジュアリー・サルーンこそが、このBMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”なのです。

BMWにしか成し遂げることのできない「純粋なメタル」の色と輝きを纏う。

BMW 7シリーズ PURE METAL EDITIONの特別な外装色、ピュア・メタル・シルバーに込められた美意識と技術の本質とは。ドイツ・バイエルン州ミュンヘン市にあるBMW AG本社でこの色を生み出したBMW AG カラー&トリム責任者のアネット・バウマイスターはこう語ります。「この色は様々な意味でBMWにとって最も貴重、かつ価値のある色です。顔料も塗装工程も非常に高度な技術を必要とするものでした。その最大の特徴は鉄板とは思えないほど重厚なメタルの塊感と、磨き込まれた表面の美しさです。それを実現するのは塗料の粒子密度、手の込んだ厚みある塗装面とその平滑さです。一般的なシルバーは、塗装面にアルミフレークが散発的かつ表面に散らばっているのですが、このピュア・メタル・シルバーは粒子密度が高い塗料を計算された均一方向に塗り込むという極めて高い技術で塗装が施されています。その結果、塗装に厚みが生まれ表面的ではなくより奥深い塗装面から光が反射され、BMW 7シリーズ セダンの圧倒的にエレガントなスタイルをより一層際立たせます。この美意識と技術はBMWでした実現し得ない独自性に基づく、非常にユニークなもので、一般的な量産車とは大きく異なるこだわりと技術が反映されているのです。
そしてBMW Individualによる理想的なインテリアもまた、名匠というべき職人の技が細部にわたり表現されています」

「BMW Individual」という、比類ない個性。

ドイツの職人による匠の技術が注ぎ込まれたスペシャル・プログラム、「BMW Individual」。その技と美は、インテリアの隅々にまで表現されています。インテリア素材は、南ドイツの高地で育てられた最上級の牛革を丹念に鞣した、希少性の高いレザー・メリノ。傷や虫刺されのない原皮を厳選し、型押しや顔料による表面処理を行わず豊かな風合いを生かしたアイボリー・ホワイトがラグジュアリーな趣で室内を満たします。さらに職人技を極めた巧緻なステッチがこの風合いと色調の美しさを極限まで引き上げ、より一層の洗練を演出しています。

BMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”、いよいよ、その姿を現す。

BMW 7シリーズ “PURE METAL EDITION”は2020年12月22日の発表を皮切りに、日本国内での展示を予定しています。日程・場所などの詳細については、Facebook、Twitter、Instagramで随時発表を予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。

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