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デザインワークス - 時代を超えたイノベーションデザインワークス - 時代を超えたイノベーション

デザインワークス - 時代を超えたイノベーション

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BMWグループのイノベーション・スタジオであるデザインワークスは、創立50周年を迎えました。これは、歴史を振り返ると同時に、モビリティの未来に目を向ける絶好の機会です。

2023/5/12

今後、クルマは従来よりもはるかに大規模なモビリティや交通のエコシステムとつながり、その中で中心的な役割を担っていくでしょう。このエコシステムはどんどん複雑化しており、その複雑さを理解するためには、革新的なアイディアと多様な視点が必要となります。

ロサンゼルス、ミュンヘン、上海にスタジオを持つBMWグループのイノベーション・スタジオであるデザインワークスは、このような課題に対する新しい解決策を常に模索しています。BMWグループの車両デザイン、スポーツやカルチャーに関する特別なプロジェクトから、まだ誰も疑問に思っていないような問題への対処に注力するアドバンスド・デザイン・プロジェクトまで、様々なタスクに取り組むデザインワークスは、BMWブランドのみならず、多くのイノベーション・プロジェクトにおいて信頼できるパートナーです。

デザインワークスの50年

アイディアは止まらない

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デザインワークスは、数十年にわたり、BMWグループを象徴する様々な製品開発において重要な役割を担ってきました。デザインワークスが1998年からBMW 3シリーズのデザインを手がけていたことや、BMW Z8のデザインにも貢献したことをご存じでしょうか(➜あわせて読みたい:BMW 3シリーズ、 7つの世代を巡る旅。)。デザインワークスは、当初からXシリーズのモデルも手がけていました。また、BMW iブランドのルック&フィールはもちろん、BMW i3やBMW i8のデザインにおいても大きな役割を果たしました(➜あわせて読みたい:BMW iの10年:ヴィジョンが生んだサクセス・ストーリー。)。1999年には、クリエイティブパートナーとして、iDriveコントローラーのコンセプト開発にも貢献しました。

デザインワークスのイノベーションはまさに電撃的です。BMW iとピーター・ザルツマン氏とともに、デザインワークスは「The Electrified Wingsuit」(電動ウイングスーツ)と題したプロジェクトで未知の領域に踏み込みました。命知らずのオーストリア人ザルツマン氏のために、電気モーターを搭載した電動ウイングスーツを開発し、世界で初めてウイングスーツで垂直に上昇することを可能にしたのです(:試行錯誤の日々、そして夢のフライトへ。)。

BMWグループ・デザインワークスのマイルストーン

BMWグループとデザインワークスは、デザインへの情熱の共有をベースとしたユニークな関係で結ばれています。最初のパートナーシップは、1986年、BMW 8シリーズのシートデザインから始まりました(➜あわせて読みたい:2世代のBMWラグジュアリー・アイコンでタイムトラベル)(※リンク先は英語サイトです)。1995年、当時はデザインワークスUSAという名前だったデザインワークスが子会社になりました。それ以来、多くの革新的なプロジェクトを通してともに歩んできました。ここでは、いくつかのマイルストーンを振り返ってみます。

2001年:BMW Xクーペ

非対称なボディ

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全輪駆動のBMW Xクーペ・コンセプトカーは、キネティック・サーフェスという言語を用いた全く新しい車両コンセプトを表現しています。当時は「クーペとXを1台にしたような車」と言われ、SUVとクーペの境界を曖昧にした稀有なショーカーでした。初代X5(E53)としてスタートし、後にリアドアのない、ボディにアルミパネルを使用した全く新しい車両となりました(➜あわせて読みたい:2つの世代のBMW X5:年齢は関係ない)。現在のBMW X4やBMW X6が通常のBMW X3やBMW X5とデザイン的によく似ているのとは対照的に、BMW XクーペはBMW X5とは似ても似つかず、独自の強い個性を打ち出していました。

2008年:GINA Lightビジョンモデル

先駆的な未来

BMWブランドの代名詞ともいえるダイナミックなプロポーションを持つ2シーター・ロードスターであるGINA Lightビジョンモデルは未来のビジョンであり、研究対象でもありました。このプロジェクトでクリエイティビティの自由度が最大限に認められていたことが、 GINAの革新的なアプローチを可能にしました。そして、未来のクルマの形状や機能に対する全く新しいソリューションを提示したのです。アルミニウムチューブやカーボンエレメントの下部構造の上に、柔軟性、伸縮性、防水性、弾力性、耐熱性、耐寒性を兼ね備えたシルバーのハイテク素材、すなわちハイテクテキスタイルを配置し、洗練された新しいソリューションを実現しました。

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例えば、ドアを開けると、アウタースキンにシワが寄ったり折り目がついたりします。ヘッドライトを点灯すると、フロント部分にまぶたを思わせる光のスリットが現れます。しかし、GINAが真に革命的だったのは、車のアウタースキン全体がたった4枚のパネルで構成されていることでした。これは、よりサステナブル、よりスピーディな自動車製造を実現し、かつ驚きのある体験を提供するための初期の提案でした。未来を予見したようなBMWの研究成果は、現在はミュンヘンのBMW博物館に保管されています(➜あわせて読みたい知っておいてもらいたいBMWコンセプトカー)。

2009年:BMW Z4ロードスター

生まれ変わった2シーター

かつてないほどパワフルでスタイリッシュ - BMW Z4はクラシックなロードスターの復活を告げました。デザインワークスは、オープンカーにとって必須のバランスであるエクステリアとインテリアの調和のとれたつながりを重視することにより、エレガントさ、敏捷性、快適性を兼ね備えた、この特別な2シーターのデザインに貢献しました。BMW Z4は、クラシカルなロードスターのプロポーションとリヤ・アクスルに近いシート、後輪駆動、リトラクタブル・ハードトップを兼ね備え、独自のバランスで走る歓びと燃費を両立させた、このセグメントにおいて唯一無二のクルマでした。

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2010年:BMWコンセプトX1

クールエレガンス

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BMWコンセプトX1は、プレミアム・コンパクト・セグメント初のスポーツ・アクティビティ・ビークルであり、BMW Xモデルの特徴やデザイン言語を新しいクラスの自動車に本格的に落とし込んだものです。デザインワークスのコンセプトスタディは、コンテンポラリーなスタイル、汎用性、品質の未来を明確に提示しました。印象的なデザインが力強さと躍動感を表現し、スポーツ・モビリティにおけるクールエレガンスと可変機能の新たなスタンダードを作り上げたのです。

2008年:BMW i

自動車の未来を切り拓く

2011年2月21日、「Born electric」(生まれつきの電動)をモットーに、BMW iブランドが誕生しました(➜あわせて読みたい:BMW iのデザイン – 個性豊かなシリーズ。 しかし、BMWではそれ以前にすでに、エレクトロモビリティというテーマが立ち上がっていました。BMWグループは2008年に「Project i」を開始し、2009年には「BMW Vision Efficient Dynamics」研究によって自動車の未来について洞察していました。デザインワークスは、BMW i3およびBMW i8のエクステリアデザインとユーザーインターフェースの両方に貢献しました(➜あわせて読みたい:未来のクラシック(※リンク先は英語サイトです)。BMW i3コンセプトは、BMWグループ初の完全電気駆動の量産車です。都市空間におけるモビリティの課題に焦点を当て、初のプレミアム電気自動車として、BMW特有の個性を未来に向けて再定義しました。

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BMW i8コンセプトは、独自のプラグイン・ハイブリッド・ソリューションに基づいています。内燃機関と電気駆動が一体となり、極めて低い燃費と低排出ガスで素晴らしいドライビング体験を実現しました。エクステリアと同様に、BMW i3とBMW i8のユーザーインターフェースのデザインについても、デザインワークスはBMWグループ・デザインと協働しました(➜あわせて読みたい:さよなら、BMW i3:この愛は永遠に色褪せない)。ここでは、ドライバーや同乗者を外の世界やデータハイウェイとつなげる「コネクティビティ」が重要な役割を果たしました。

2020年:BMW iインタラクションEASE

考えるクルマ

接続やユーザーインターフェースに強いこだわりを持つデザインワークスは、BMW iインタラクションEASEプロジェクトでもBMWと協働しました。「未来のクルマは、自分で考えて行動する知能を持つが、人間を理解する知能も持つだろうか」。 デザインワークスはこの問いに向き合いました。自ら考えて行動する高度に発達した機械を実現するテクノロジーの開発は、課題の一面にすぎません。大きな課題は、高度な知能を持つクルマと人とのやり取りをできる限りに容易にすることです。

BMW iインタラクションEASEは、自律走行車が人間の自然な行動を理解し反応することを可能にする多くの技術を融合させました。ユーザーがコマンドを覚えなくてもいいように、多数のセンサーから受け取った音響・視覚情報を車両のインテリジェンス・システムが処理し、走行状況、時間、場所、車両信号などに応じて解釈します。BMW iインタラクションEASEは、ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2020で初披露されました。

アドバンスド・デザイン:

問われていない疑問に答える

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デザインワークスはBMWグループとそのブランドの重要なパートナーとして、自動車とは関係のないアドバンスド・デザイン分野でもはるか先の未来を見据えています。

BMWグループのアドバンスド・デザインの中で、イノベーションを担う子会社デザインワークスは、モビリティの未来について、まだ問われていない疑問を掘り起こし、探求することを使命としています。親会社が積極的に取り組んでいないテーマや問題に対して、各チームが革新的な方法を開発する予定です。「そのために、デザインワークスは、3つの拠点で常に最先端のトレンドに目を向け、耳を傾けています」。BMWグループ・デザインの責任者であるアドリアン・ファン・ホーイドンクはこう言います。「アドバンスド・デザインは、真の競争力を得るために必要な創造的エネルギーを与えてくれます」。

アドバンスド・デザインで、デザインワークスは独自のストーリーテリングを開発し、BMWグループのために、新しく起こる現象を解釈し視覚化しています。このアプローチの意図は、刺激的であると同時に、常識にとらわれずにモビリティについて考えることです。

モビリティと建築の融合を考える

1972年、カリフォルニア州ロサンゼルスに最初のスタジオを開設して以来、デザインワークスは常に発展を続けています。世界の都市が取り組むべき問題や課題は多岐にわたります。パンデミック後の世界で、人々はどのように暮らし、働き、通勤するのでしょうか。気候変動に迅速に適応し、同時に、制度に根差す不平等を是正することはできるでしょうか。そして、新しい自動車技術やライフスタイルの変化は、モビリティの未来に何をもたらすでしょうか。この問いをきっかけにデザインワークスは、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く世界最大級の設計・建築事務所であるゲンスラーとともに、建築とモビリティがどのように未来を変え、都市空間の生活を向上させるかについての研究に取り組んでいます。

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このコラボレーションは、建築とモビリティの強みを結集し、デザインの力を使うことで、よりインテリジェントで、より良く、より人間らしい都市のためのソリューションを生み出すという、野心的な目標を掲げています。このパートナーシップでは様々な問いに着目しています。例えば、電気エネルギーを街中で利用できるようになったとき、人々はどのように行動するのでしょうか。都市に住むことは社会的にどのように変化し続けるのでしょうか。デザイナーと建築家がどのように協力すれば、この発展で失われるものがなく、むしろ、人々が何かを得られるような、新しくて幅広いエモーショナルな体験をデザインすることができるでしょうか。

また、実際によくあるように、1日23時間駐車することを前提に設計されたクルマは、どんなクルマになるのでしょうか。このような問いの答えを探し求めることが、ワクワクするような未来、そしてワクワクする未来のモビリティのアイディアにつながります。

著者:Markus Löblein, Narges Derakhshaan; アート:Shin Miura, Ha My Le Thi, Lucas Lemuth; 写真:Designworks, a BMW Group Company

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※リンク先は英語サイトです

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