俳優・小澤征悦さん「全力でやっても理想に追いつかない。だから、人生はおもしろい」

BMW i7は走りへのこだわりを体感できる1台。

i7は、乗れば乗るほど歓びを感じられる車だと思いました。僕は以前、M5に乗っていたんですが、M5はスポーティーな“駆けぬける歓び”を感じさせてくれる車でした。一方で、i7は余裕やゆとりの中でじっくりと“駆けぬける歓び”を味わうことができ、同じ“駆けぬける歓び”でもこんなにも違うものなのかと感動しました。BMWの走りへのこだわりを体感できる1台だと思います。

先日、i7を運転する機会があったのですが、その時の第一印象は、「こんなに大きな車を運転できるかな」と、少しだけ不安を感じていたんです。ですが、いざ運転席に座ってみると、視野が広く、視界もクリアで、車が大きいがゆえの死角を感じることは一切ありませんでした。ここは、大きな安心を感じたポイントですね。

実際に走ってみても、車体の大きさを忘れるほどハンドルが軽くて、カーブもなめらかに曲がることができ、それでいて抜群の安定感がありました。そして、車内がとても静かでしたね。街の喧騒から切り離された別の空間にいるような不思議な感覚でした。EVだからエンジン音もほぼ聞こえないですし、都心にいながら澄んだ静寂に包まれる時間は、優雅でラグジュアリーなひとときだったと思います。気がつくと、最初の不安が嘘のように、i7によって演出された空間で運転を楽しんでました。

ドライブフィールも最高ですが、室内の設備も感動的なんです。まず、シートが革張りじゃなくてカシミヤだったことに驚きました。人生で初めてカシミヤの椅子に座りましたよ（笑）。革のシートも好きですが、カシミヤのシートの優しく包んでくれる感じは、車内で過ごす時間をワンランク高めてくれるような気がしました。あんなシートに毎日座れたら、それだけでも嬉しいと思います（笑）。

i7には、ツートーンカラーがあるのもいいですね。おしゃれでかっこいいと思いました。試乗した車のカラーは、アグレッシブでありながらもシックな印象で、大人が憧れる1台だなと思いました。街を走ったら存在感もあるから、目を引くでしょうね。

カンヌの海岸線を走ってみたら気持ちいいんだろうなぁ（笑）。日本だったら、鎌倉の海岸線なんかもいいでしょうね。i7で、例えば、熱海、下田、箱根あたりに温泉旅行に行けたら最高ですね！

「理想の自分を追いかけ続けること」がモチベーション。

僕を前進させるモチベーションは、「理想の自分を追いかけ続けること」です。どんな仕事にも全力で臨みますが、自分が満足する100点の結果はなかなか出ません。でも、だからこそ、「次は絶対にもっとうまくやりたい」というモチベーションがわいてきます。

でも、やっぱり100点満点は出せない。命を燃やして全力でやっているのに、どうしても自分の理想にたどりつけない。これはとても苦しいことですが、同時におもしろいところだと思っています。もしかしたら、いつか自分に満足できる日が来るかもしれませんが、それまではとにかく理想を追いかけて走り続けたいですね。

FREUDEとは“一度仕事をした人と、また一緒に仕事ができる時”

僕は役者とは、「流れ星」のような存在だと思っています。映画でもドラマでも舞台でも、監督や共演者や多くのスタッフがいて、現場に行くと毎回新しい出会いがあります。役者という生き方は、作品というひとつのキャンバスの上でバンッとぶつかりあって自分を表現し、終わったらまたどこかに流れていく、流れ星のような生き方なんです。

だから、流れていく過程での出会いがとても大切になります。素晴らしい仲間との出会い、刺激を受ける人との出会い、尊敬できる人との出会い、それらが役者を成長させます。やっぱり、一番嬉しいのは、一度仕事をした人と、また一緒に仕事ができる時ですね。これからも、出会いを大切にしながら、流れ星みたいに色んな場所で輝くことができたらいいなと思います。