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目に見える守護神と、目に見えない守護神。目に見える守護神と、目に見えない守護神。

目に見える守護神と、目に見えない守護神。

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世界中の多くのドライバーが、安全な旅や走行を祈願してバックミラーにカラフルなお守りを飾っています。これに加えBMW iX3では、ドライビング・アシスト・プロフェッショナルから高度な乗員保護システム まで、最高水準の安全性能という目には見えない守護神があなたとすべての乗員を最大限に守ります。ここでは、BMW Group車両安全担当副社長のクラウス・コンパス教授によるセーフティ機能の説明とともに、彼自身のラッキー・チャームにまつわるお話もご紹介します。

2020/12/25

お守りお守り

お守りとは、実に興味深いものです。誰もが知っていて、ほとんどの人が一度は手にしたことがあり、その効果を信じている人が多い一方で、あくまでも装飾的なアクセサリーという感覚で持っている人もいます。あるいは、お守りの効果を完全に信じているわけではないけれど何となく持っている、いわゆる「困った時の神頼み」というような人もいます。 

お守りお守り

お守りはそのタイプもさまざまで、たとえば長寿命や抵抗力、強さを表すイチョウの葉がデザインされたものがあったかと思えば、タイやインドではバックミラーにひときわ目立つ花輪が飾られています。これは神々(障害物を創造することも取り除くこともできる、象の頭のガネーシャなど)をなだめるためものです。また、インドの多くの車には、ガネーシャの絵が祭られています。

ヨーロッパのキリスト教の影響を受けた文化では、さまざまな姿やカラーの守護神がそれぞれの使命を果たします。幼いイエスを背負って無事に川を渡ったと言われている聖クリストファーも、旅人の守護神として崇められ、車のバックミラーに飾られています。このようにお守りは宗教的な心像を表していることが多く、信仰者にとって非常に重要な意味を持っています。 

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その他にもさまざまなパワーによって、ドライバーの安全を守るアイテムがあります。例えば中国では、赤いリボンで結ばれたラッキー・コインが平和、健康、愛、繁栄の調和のとれた相互作用を表す古典的なシンボルとなっています。リボンの芸術的な結び目だけでも、縁起の良い意味があります。また日本では、刺繍が入った美しい袋に小さなお神札(ふだ)が入った交通安全のお守りを飾るドライバーもいます。

クラウス・コンパスクラウス・コンパス

ドライバーへの愛情や安全への祈りを示すものとして、お守りを贈る人もいるかもしれません。BMW Group車両安全担当副社長のクラウス・コンパス教授は、自身を「エンジニアであり、極めて合理的に考え、行動する人物」であると分析しています。しかし、そんな彼でさえ、BMW車のウインカー・レバーにお守りをぶら下げています。「かつて、まだ幼かった娘が私にくれた5センチの小さなテディベアです」。会社の車が新しくなっても、この小さなベアはいつも彼と一緒でした。「テディベアが幸運をもたらすかは定かでありませんが、これまで悪いことも起こっていないので、何らかの効果があるのかもしれません」。

ACCACC

BMW Groupのすべてのブランドは、クラウス・コンパス教授が率いる車両安全部門のもと最高水準の安全性を追求し、常に進化を遂げています。BMW iX3でも、ドライビング・アシスト・プロフェッショナルという名の守護神たちが、すべての乗員を守っています。アクティブ・クルーズ・コントロール、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション付レーン・キーピング・アシスト、トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)が含まれ「これらすべてが、運転時の事故防止に大きく役立つのです」とBMWのエキスパートは語ります。

自動運転自動運転

しかし、車両の自動化が進むとともに、開発者は新たな課題に直面します。「車両とドライバーが適度な信頼関係を保っていくためには、どうすればよいのか?もちろん車両がすべてをカバーできるわけではないので、過信してはいけません。とはいえ、信用度が低すぎるのも問題です。ドライバーがシステムを適切に利用できなくなってしまう可能性があるからです。」

かつての車両はエンジニアによって開発されたのち、ソフトウェアを担当する情報エンジニアへと引き継がれていましたが、今では別の専門分野もこのプロセスに組み込まれています。コンパス教授によると「現在、主要な車両安全部門には数名の心理学者がいます。人の心に何が起こっているのかをよく理解している心理学者と技術者が共同で取り組むことで、人間と機械をより効果的につなぐインターフェイスを開発することができます。こうした視野の広がりは、従業員にとっても大きな意義をもたらすことでしょう」。

アクティブ・セーフティアクティブ・セーフティ

「とはいえ、まだしばらくの間は事故が起こることが予想されます。その点において、私は現実主義者と言えるでしょう」。危険な状況に陥ると、車両はあらゆる手段を講じて衝突を回避しようとします。これがいわゆるアクティブ・セーフティで、後車追突警告や衝突回避・被害軽減ブレーキ、歩行者検知機能などが含まれます。例えば歩行者を検知すると、システムはドライバーに警告を促し、即座にドライバーの反応がない場合には自動的にブレーキを作動させます。「こうした機能によって、多くの事故を回避することができるのです」とコンパス教授。 

衝突事故が避けられない場合には、パッシブ・セーフティに加え、車両の変形構造と最適なシートベルトの作動も重要となります。「これらの機能は常に目に見えるものではありません。エアバッグのように、必要が生じた時だけわずか数千分の1秒で展開し、乗員を保護します」。BMWは乗員のみならず、被害を受けやすい道路利用者を保護する技術の開発にも取り組んでいます。「BMW iX3は、歩行者を保護するために追加されたボディ変形要素として、柔軟なフロント構造と衝撃時に上昇するフロント・フラップを備えています」。

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そして事故が起きた後も乗員と周囲を保護する車両システムは、最適に作動し続けます。クラッシュ直後にはiブレーキと呼ばれる機能が可能な限り車両の速度を落とすため、交差点に進入したり坂を転げ落ちたりする2次的な危険性を低減することができます。加えて、インテリジェント・エマージェンシー・コールが自動的に発信され、24時間対応のコールセンターに繋がります。オペレーターは直ちに車両と連絡を取り、車両情報とその個々のケースでの重傷の可能性を送られた表示によって把握します。同時に別のオペレーターが救急管理センターに連絡し、事故が発生した場所と、救助ヘリコプターを必要とする可能性のある重傷者の有無を知らせます。 

こうした機能の一つひとつによって、多くの命が救われます。コンパス教授が特定の機能だけにフォーカスしようとしないのもこのためです。BMW のセーフティ機能を知り尽くした61歳のエキスパートはこう語ります。「私にとって開発のハイライトは車両全体です。それは、相互に作用する安全機能の要塞であり、車両の安全性に関して30年以上も私を熱中させているものです。」彼と彼の仲間にとって最大のモチベーションとなるのは、次のような顧客からの手紙です。「車が私、妻、娘そして孫のために犠牲になってくれました。これ以上のことはありません」。こうした便りが届く度に、彼は確信します。BMWの乗員にとっての一番の守護神は、クルマ自体であるべきなのだと。
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