

自分の好みにぴったり合った、X3の加速とデザイン。
今回試乗させていただいたX3は、座ってハンドルを握ったときの感じや、アクセルを踏み込んだときの走り出しのスムーズさがとてもかっこよかったです。僕は車を選ぶとき、加速重視なので、このX3のあまり踏み込まなくてもスッと加速してくれる感じが、自分の好みにぴったりでした。走っているあいだも、車中に聞こえてくるエンジンの重低音がすごく心地よくて、ナビの液晶も横長で見やすく、レザーの座り心地もとてもよかったです。
色は黒か白が好きなので、このX3の黒のメタリックも自分好みだと感じました。また、ホイールは今黒にハマっていて、自分の普段のファッションも黒が好きなので、ほっとくと真っ黒になってしまいます。
あくまで僕の感覚ですが、BMWはすごくシャープな硬さがあるイメージだったんですが、久しぶりに乗って、その感じが残っていて、すごくうれしかったです。


さまざまな日常の、いつもそばにあるクルマ。
普段から、一人で考えごとをしたいときなどは車で好きなところを走っています。音楽をかけながら振り付けを考えたり、舞台の演出を考えたりして、運転中に浮かんだアイデアが仕事につながることもよくあります。
昔は、仕事のライブ会場や現場は、関東近郊だったらほぼ自分で運転して行っていました。ライブの行きはやっぱりアップテンポの曲をかけて、帰りは身体もぐったりしているので、レゲエなど、落ち着いた音楽で帰ってくる、といった感じでした。
日頃家族と乗る車も、見た目と加速を重視して、運転していて楽しい車を選んでいます。一人のときは、すぐにスピードを出したくなってしまうのですが、家族で乗るときは、やっぱり安全運転を心がけます。


歳を重ねて変化した、仕事へのスタンス。
若い頃は、自分のダンスのスタイルを磨くことや、いかに人にかっこいいと言ってもらえるダンスをするか、みたいなことを中心に考えていました。それがだんだん歳を取るにつれて、下の世代の人たちに自分のDNAをちゃんと伝えていくことだったり、いいダンサーを育てる、ということに変わってきました。
50歳を超えたあたりからは、魅せるだけのダンスじゃなくて、ダンスを使って、みんなを健康にしていくとか、踊ることによってみんなに元気になってもらう、といったことを考えるようになりました。


異質なコラボで実現した、新しいパフォーマンス。
また、同じタイミングで自然と日本の伝統芸能に興味を持つようになり、その中でも自分は能にすごくハマり、2年くらい前に始めました。ストリートダンスをミックスしたら面白いものができるなと思い、能をより深く理解するために、紹介してもらった先生に弟子入りしました。それから1回舞台も踏んで、去年の9月には機会があって能とストリートダンスのコラボレーションのようなものを先生と一緒につくりました。今年は本格的に舞台用に見せるものをつくれたらいいなと思っています。


挑戦し続けることで感じる、駆けぬける歓び。
これまで、都度自分の色々な目標があって、生徒を育てたり、自分の作品やDVDを出したり、自分のダンスが何かの役に立つというのが、しっかりと世の中に伝わったとき、駆けぬける歓びを感じてきました。
これから、能でも、ダンスエクササイズでも、ほかにもまだまだやりたいことがたくさんあるので、それに挑戦し続けることが、駆けぬける歓びになっていくのかもしれないです。


プロフィール
ダンスクリエーター/ダンサー・SAMさん
15 歳でダンスの面白さを知り、10 代でディスコダンス、ブレイクダンスに出
会う。単身ニューヨークへ。帰国後、TRF コンサートの振り付け、構成、演出はもちろん V6、浜崎あゆみ、BoA、東方神起、郷ひろみ他アーティストの舞台もダンスクリエイターとして手掛ける。2018 年に行われた日産スタジアムでの東方神起ライブは、史上初 3 日連続計 22 万人を動員。総合演出で観客を
魅了する。
近年、次世代ダンサー育成、リサーチの為、多くのダンサーオーディションを手
がけ、自ら主宰するダンススタジオ「SOUL AND MOTION」で レッスンも行
っている。2016 年、一般社団法人ダレデモダンスを設立、代表理事に就任。この団体で
の活動を通じて、誰もがダンスに親しみやすい環境を創出し、子供から高齢者まで幅広い年代へのダンスの普及と質の高い指導者の育成、ダンサーの活躍の場の拡大を目指す活動を始めている。最近では、日本最古の伝統芸能「能」の舞台にダンサーとして初めて出演した。南カリフォルニア大学デイビススクールジェロントロジー学科通信教育課程修了
ダンサー・ダンスクリエイター・演出家・ジェロントロジスト・美齢学指導員
今回試乗したモデル紹介
BMW X3