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中田英寿が日本を旅する[宮崎] 中田英寿が日本を旅する[宮崎]

中田英寿が日本を旅する[宮崎]

記事を読むのに必要な時間:約6分
中田英寿が、世界に誇る日本の本当にいいものとその作り手を巡る旅、‘にほんもの’。 現地に行かなければわからない、素晴らしい日本をご紹介します。

2022/3/2

にほんもの

太平洋の黒潮のおかげで温暖、しかも年間の日照時間、快晴日数は全国でもトップクラス。日本有数の農業算出県宮崎は、この気候に支えられ日向南瓜などの伝統野菜からマンゴーやライチなどの比較的新しい南国の果物まで様々な作物を生みだしている。  

野菜から果物まで豊富な生産量と種類を誇る宮崎の中でも宮崎県中部の川南町に、全国の有名百貨店などで皮まで食べられる国産バナナとして1本1,000円ほどの値段で売られている、日本で数少ないバナナ農場があると聞き、中田は訪ねた。

青々と茂るバナナが並んでいるビニールハウス。青々と茂るバナナが並んでいるビニールハウス。
青々と茂るバナナが並んでいるビニールハウス。まるで熱帯植物園のようだ

訪ねたのは「NEXTファーム」。栽培されている大型のビニールハウスに入って、まず生い茂るバナナの大きな葉の存在感とそれが発する青々とした生命力に圧倒される。

「この光景はなかなか見ることができないですね」(中田)

「いま約5000本のバナナの木を育てています。4,5mまでに育った1本の木には約150本のバナナがたわわに実り、葉も最大で1mくらいのものが40枚くらいついています。初めて見る方は皆さんこの光景に驚かれます」(NEXTファーム株式会社代表取締役社長 内田匡彦さん)

日本にいることを忘れるような景色が広がっているハウスの中は、宮崎の温暖な気候を活かし常に32度前後をキープ。バナナの育成に適した環境を作っている。

NEXTファームがある川南町の農場は代々内田家が受け継いできた土地だが、一時はその地を離れ生活の拠点を他に置いていたという。

「昔はこの土地で稲作をやっていましたが、それだけでは生活できず、一旦この地を離れ生活をしていました。しかし川南町の過疎化が進む中、このまま放っておいては先祖代々の土地が終わってしまう、この土地を使って何とかしなければいけないと思い、何か新しいことを始めて地域の活性化や雇用を生みだそうと試行錯誤し結果的にバナナにたどり着きました。なぜバナナかというと、宮崎の気候を活かした南国フルーツなら勝ち目があると思い、特産物になっているマンゴーやキンカン以外で考えた結果、元々好きで自宅にも植えてあったバナナで勝負したいと思いました。」(内田さん)

現在、日本に流通しているバナナの99%は輸入品。国内産バナナのシェアはほんのわずか。

その理由は気候と価格と供給量によるものだという。輸入物と差別化を図り価値を高めるため、皮ごと食べることができる安全・安心なバナナを提供するため完全無農薬栽培にこだわる。無農薬での栽培は非常に手間暇がかかり、かつ収穫量の約20%が虫食いなどのBランク品となり、大量生産大量出荷ができない。無事に出荷できたものが、皮まで食べられる国産無農薬バナナ「NEXT716」として希少価値が高い幻のバナナとして全国に流通していく。

無農薬のため害虫の駆除に膨大な時間と手間がかかる。無農薬のため害虫の駆除に膨大な時間と手間がかかる。
無農薬のため害虫の駆除に膨大な時間と手間がかかる。

「NEXT716」は昭和初期まで主流だった今では希少な台湾系のグロスミシェルという品種。現在日本で輸入量が最も多く、一般的に食べられているキャベンディッシュという品種の糖度と比べると平均5度前後高く、ねっとりとした口当たりと芳醇な甘さと香りが特徴。その特徴をさらに引き出し、さらに糖度に高める秘密は「凍結解凍覚醒法」という特殊な農法にある。バナナのタネを長時間かけて冷却し、氷河期のような凍結・解凍現象を人工的に再現し、ストレスを与えることで甘みの強いバナナを作り出す方法だ。この手法は国内でも数カ所しかやっておらず、宮崎県ではもちろん初めてだ。

収穫体験をする中田。収穫体験をする中田。
収穫体験をする中田。バナナの実を傷つけないように収穫するのは難しい

「このバナナを理解してもらうため苦労していることはありますか」(中田)

「認知がほとんどないことです。ごく一部の百貨店などに置かれてはいますが、店舗も本数も少ないためなかなか認知がひろがりません。ご購入くださる方は、無農薬で国産だからこの値段だと理解して買って頂いていますが、今後は全く知らない方にどのように拡げていくかが課題です。そのためには生産量やロスを改善しなければなりません。」(内田さん)

輸入品とは一線を画し、安心・安全でかつ美味しい「日本の本当にいいもの」にしたい、内田さんはそう語ってくれた。

元々バナナ好きが高じて始まったバナナ栽培。今ではバナナの力強さに魅せられ試行錯誤しながら、より美味しく多くの人に食べてもらいたいという思いで日々研究を重ねているという。

桐箱に入ったバナナがお祝い品で届く日もそう遠くないかもしれない。そんな日が来た時には、このバナナは多くの人から愛されているものになるだろう。

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