

ものづくりに携わる職人が暮らし、豊かな自然に囲まれた岐阜県は、多くの景勝地とドライビング・スポットに恵まれた地。美濃焼の郷、土岐で活動する陶芸家の青木良太さんとともに、BMWのプレミアム・コンパクト、BMW M235i xDrive グラン クーペで訪れてみた。


まずは「RYOTA AOKI GALLERY」と工房を見学
スワロフスキーを敷き詰めたシャンパングラスに、陶器では不可能とされていたワイングラスなど、幅広い作品が飾られたギャラリーを見学後、元は馬小屋だったという建物を改築した工房へ。BMWのスナッパー・ロック・ブルーからインスパイアされた釉薬を使った作品も誕生するかも⁉


青木さん行きつけの粘土ショップ、ヤマダ窯業原料店へ
青木さんが陶芸をはじめた頃からの付き合いだというヤマダ窯業原料店へ、新たな材料を探しに訪れた。ここは陶芸に必要とされるすべての材料が揃う専門店であり、陶芸作家からの絶大な信頼を集めている店のひとつ。初心者からの相談や、全国への配送も対応可能。




堀越峠でグラン クーペの走りを実感!
タイトで曲がりくねったワインディングが続く堀越峠は、コンパクトボディと軽快なハンドリングを持つBMW M235i xDrive グラン クーペの独断場だ。306psを発生するパワフルな2ℓターボと8速ステップAT、そして4WDシステムがもたらす走りは、駆けぬける歓びに満ちていた。


モザイクタイルミュージアムへ、タイルの歴史を学ぶ
モザイクタイルの生産量日本一を誇る、多治見市の笠原町。藤森輝信の手による「多治見市モザイクタイルミュージアム」には、20年の歳月をかけて集められた貴重なコレクションが展示されている。華やかな画タイルやトイレは、タイルの歴史とアートを物語るのだ。


うだつの上がる町並みを散策
美濃和紙で知られる美濃市にある「うだつの上がる町並み」は、在りし日の風情をいまに伝える城下町。「うだつ」とは、火災の延焼を防ぐ防火壁を指し、裕福な家しか備えることができなかったという。庶民の思いが「うだつがあがらない」という言葉を生んだともいわれる。




大きくうねる屋根の曲線美に惹かれて
檜材を組み合わせた格子屋根と、グローブと呼ばれるかさが印象的な「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。伊東豊雄の設計による文化施設であり、図書館には陶器に関する書籍も豊富に揃っている。陶芸家・加藤唐九郎の関連書籍を収集している青木さんはここで貴重な一冊との出会いがあったが、残念ながら貸し出し禁止。ぜひ読んでみたい! と青木さん。


旅の締めくくりにふさわしい絶景の伊吹山ドライブウェイ
「工房前の坂道でも、スイスイと上ってくれるパワフルさがありました。長距離も楽そう」と青木さん。最後は日本武尊や松尾芭蕉ゆかりの地であり、岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山の麓を走る絶景ロードへ。四季折々の自然が堪能できる日本百名山のドライブウェイを易々とBMW M235i xDrive グラン クーペで駆けぬけ、旅を締めくくった。


プロフィール
青木 良太さん
ワイングラスの製作など、陶芸界の常識を覆す作品で世界を驚かせる若き陶芸家。独創的な発想と超絶技巧、そして年間1万5000種に及ぶ釉薬の研究で、追随を許さない新世界を切り開く。
text=Yoshiro Yamada
photo=Ryusuke Honda(bird and insect ltd.)
movie director/editor=Shuma(bird and insect ltd.)
cinematographer=Daisuke Abe(bird and insect ltd.)
music=Go Hiyama (echoes breath)
今回訪れた場所
RYOTA AOKI GALLERY
住所:岐阜県土岐市妻木2190-3
ヤマダ窯業原料店
住所:愛知県瀬戸市品野町6-161
モザイクタイルミュージアム
住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
みんなの森 ぎふメディアコスモス
住所:岐阜県岐阜市司町40-5
伊吹山ドライブウェイ
住所:岐阜県不破郡関ヶ原町~滋賀県米原市大久保(伊吹山頂)