

実用性と安定性を兼ね備えた、
魅力あふれるX3。
やっぱりBMWはかっこいいですね。輸入車の中では一番デザインが好きです。内装もこだわりを感じますし、実用面も素晴らしいですね。また、この安定性も相当ポイントが高いです。仕事柄、車で水槽を運ぶことが多いんですが、このX3で運んだら、安心・安全かつラグジュアリーな気分で運搬ができて楽しそうです。


クルマ選びでこだわりたい、
音響設備のクオリティ。
運転自体は好きで、学生時代に車でアメリカ横断旅行をしたことがあります。卒業旅行だったんですが、友人4人とNYからLAまで2週間の旅をしました。車にまつわる一番の思い出です。いまも、仕事で仲間たちと一緒に車で色々な場所に行くので、僕にとって車は“仲間と過ごす空間”というイメージが強いですね。あとは、そこに最高の音楽があれば何も言うことなしです。実は昔、楽器をやっていたので音のクオリティにはうるさい方かもしれません。自分で車を買うとしたら、音響設備にはこだわりたいですね。その点も、このX3はかなりレベルが高いと思います。
シンパシーを感じる、
BMWのものづくり。
BMWと弊社とでは、規模が全然違うので並列にして話をするのもおこがましいですが、ものづくりにこだわっている点には、非常にシンパシーを感じます。ベンチャー企業なので理想と現実のギャップで悩むことも多々ありますが、できるだけ理想を具現化したいと日々試行錯誤しています。僕たちは、水槽だけでなく生き物も扱っているので、機材のクオリティはもちろん、魚やサンゴにとって心地よい空間を作ることを重要視しています。愚直にコツコツと積み重ねていけば、走り続けたその先にきっと求めている場所にたどり着けると信じています。


信じて進んだ先にあった、
駆けぬける歓び。
いま、僕たちはこの分野において先進的なことを行っているという自負はあるので、あとは駆けぬけて行くだけだと思っています。創業当初は、なかなか理解を得られませんでしたが、最近は、研究者の方や大学の先生から、「一緒に研究をしたい」という申し出も増えてきて、仲間がひとり増えるたびに感謝と歓びを感じています。
あとは、子ども向けに環境のイベントをやったりもするんですが、お礼の手紙が届いたり、親御さんから「子どもの意識が変わった。成長した」というようなお話を伺うと、「活動を続けていて良かったな」と嬉しい気持ちになりますね。


BMWの“ブルー”で連想してほしい、
海の環境問題。
これは、日頃から思っていることなんですが、「環境問題」というと、脱炭素や砂漠化のイメージから「緑を増やそう」という発想になる方が多いかと思いますが、実は地球の約7割は“海”です。日本は海に囲まれた島国ですし、領土の約12倍も領海を持つ海洋大国です。世界の海の環境は、日本がリードして守っていくぐらいの姿勢を見せてもいいと思っています。ですが、海の環境保全に対する意識は決して高いとは言えません。環境問題を考える際に、“グリーン”ばかりではなく、“ブルー”のことも思い出してもらいたいんです。BMWのロゴも“ブルー”ですし、ぜひこの記事を読まれた方は、今後、BMWの“ブルー”を見たら、“海の環境のこと”をほんの少しだけでも思い出していただけたら嬉しいなと思います。


プロフィール
イノカ代表・高倉葉太さん
東京大学工学部卒業後、同大学院落合陽一などを輩出した暦本純一研究室でAIや機械学習の研究に携わる。在学中にハードウエア開発の会社を仲間と設立したが、「人生をかけてこれをつくりたい」と思えるものに出会えずにいたところ、リバネス 丸さんとの会話から、中学生の頃から趣味だったアクアリウムの可能性にあらためて気づき、これで勝負しようと決断する。
2019年4月に株式会社イノカを設立。「自然の価値を探求し、科学技術を発展させる」をビジョンに掲げ、生態系を再現する独自の「環境移送技術」を活用し、大企業と協同で環境の保全・教育・研究を行っている。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。
今回訪れた場所
株式会社イノカ
住所:東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門2階
URL:https://corp.innoqua.jp
八芳園
住所:東京都港区白金台1丁目1−1
URL:https://www.happo-en.com
/株式会社イノカ代表・高倉葉太さん
『Go NEXT ―未来へ駆けぬける―』【TBS】
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