福田隆太さんが語る時代に合わせた挑戦

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130年以上の歴史をもつ江戸組紐(くみひも)の老舗の3代目として、組紐伝統の技を磨きつつ、現代のニーズを捉えた新商品の開発に取り組む組紐職人・福田隆太さん。モータースポーツのDNAを継承し、どんな地形でもスリリングなドライビング・ダイナミクスを発揮するBMW X3 M40dに乗り、伝統技術を大切にしながら取り組む “時代に合わせた挑戦”について語っていただきました。

2022/3/9

BMW提供のミニ番組「GoNEXT ー 未来へ駆けぬける ー」が、毎週火曜22:57よりTBSで放送中。

伝統工芸にも重なる、
BMWの安定性。

今回試乗したX3 M40dは、車高が高くて視界が広いので、前方がとても見やすいです。前の車が少しぐらい大きくても信号がしっかり見えていいなと思いました。特に、発進のスムーズさはBMWならではだと感じました。

僕は、子どもの頃から父のBMWに乗り続けてきましたが、この安心感・安定感は、伝統工芸に近いものがあると思います。ちなみに、この車のハンドルは、ステッチがMシリーズならではの赤と青なのがとてもいいなと思いました。こういう小さな遊び心は、仕事柄どうしても気になってしまいます。

幼い頃から大切な、
BMWで過ごす時間。

父の代からBMWの大ファンで僕もBMWに乗っています。毎朝、父とふたりで僕のBMWで工房まで通勤をしているんですが、僕にとってその時間はとても大切な時間なんです。ほんの30分ほどですが、工房では話せないような話をすることができて、職人としても、家族としても、気づきがある時間なんです。

子どもの頃は、父の左ハンドルのBMWで右側の助手席に乗っていたんですが、いまは、自分の右ハンドルのBMWで父を左側の助手席に乗せて走っていることも感慨深いです。昔も今もお互いの位置は変わらないんですが、運転をしているという責任感はもちろんのこと、父から受け継いだ技術を活かして職人としてもっと大きな存在にならないといけないなと、毎朝、気持ちが引き締まっています。

伝統は守りつつ、
時代に合わせて取り組む挑戦。

組紐の歴史は1400年、うちの工房は133年続いています。伝統技術を大切にしつつも、時代に合った新しいコンセプトにも挑戦したいと考えていて、いまは、「水と空気以外なんでも組む」という精神で、一般的なシルク以外の素材にも積極的に取り組んでいます。

例えば、化学繊維、ステンレススチール、間伐材を薄くスライスして木繊維を取り出したもの、竹をクラッシュして綿と混紡して糸状にしたものなど、あらゆる素材を組み込むことに挑戦しています。

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世代を超えて愛されるための、
ニーズを捉えた先進性。

最近は、エコやエシカルさも重視していて、伝統の技術で現代のニーズを表現したいと思っています。伝統工芸が何百年も残っているのは、「常に時代の最先端だったから」だと僕は考えていて、その時代に一番かっこいい、クールなものを作ることが、いまを生きる職人としての使命だと思っています。

組紐は古くから伝承されてきた技術ですが、江戸の“粋”は無限に進化することができるんです。かっこよくて憧れられる組紐を作り続けたいですね。やはり、世代を超えて愛されるためには、憧れられる存在であることが大事だと思うんです。父がずっとBMWに乗っていて、それに僕が憧れたように。

広めていきたい、
進化する江戸の“粋”の可能性。

うちの工房は、職人集団なので、かなり大きなスケールの組紐を作ることができます。例えば、高級ブランドや百貨店のディスプレイ用に組紐のカーテンを作ったこともありました。伝統工芸と聞くと、シニア向けの工芸品をイメージされる方も多いかもしれませんが、うちは現代的でド派手な仕事も積極的に引き受けています。認知度を上げることも大事ですが、知ってもらって、使ってもらって、そして自分も作ってみたい、と思ってもらいたいんです。

いま、大学生の就職先の候補に「組紐職人」が入ることは、ほぼないでしょう。でも僕は、組紐をやっていたら、みんなが憧れる高級ブランドや世界的なデザイナーと一緒に仕事ができたり、組紐の技術があれば、BMWともコラボができるかもしれないという、組紐の可能性を示すロールモデルになりたいんです。江戸の“粋”は進化しますから。これからも、組紐のかっこよさをどんどん発信していきたいと思います。

プロフィール

組紐職人・福田隆太さん

家業として130年以上の歴史と高い技術をもつ江戸組紐の老舗・龍工房の3代目。長年の伝統技術を礎にしながら「水と空気以外なんでも組む」という心意気から、抗菌糸や導電糸などの化学繊維、ステンレススチール、SDGsを意識した木繊維や竹繊維など、新しい商品の開発にも挑戦。さらに、レディーガガのヒールレスシューズを代表作に持つ現代美術家・舘鼻則孝氏とコラボして製作した「組紐ヒールレスシューズ」や、フランス老舗メゾンのインスタレーションを手掛けながら、「江戸の粋=組紐」の魅力・可能性の発信を続けている。

今回訪れた場所

アキュラホームAQレジデンス
住所:東京都新宿区百人町2-2-32
URL:https://www.aqura.co.jp/modelhouse/tokyo/aq_shinjuku/

STUDIO ROW
住所:東京都渋谷区渋谷2-2-6 青山ホワイトアドビービル8階https://www.studiorow.jp/products/musubi.html

noru studio
住所:東京都品川区西五反田4-9-5
URL:https://studio.noru-project.com/

組紐職人・福田隆太さん
『Go NEXT ―未来へ駆けぬける―』【TBS】

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