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青栁貴史さんが語 る“感動で人を動か す歓び”青栁貴史さんが語 る“感動で人を動か す歓び”

青栁貴史さんが語 る“感動で人を動か す歓び”

記事を読むのに必要な時間:約5分
日本で唯一の製硯師として、世界各地の石材を用いてあらゆる硯を作り出す青栁貴史さん。より高い性能とスタイル、走る楽しみにおいて競べるもののないM135i xDriveに乗り、身近な存在を目指して追求する“感動で人を動かす歓び”について語っていただきました。

2022/5/11

“走る楽しさ” を堪能できる、M135i xDriveのデザイン。“走る楽しさ” を堪能できる、M135i xDriveのデザイン。

“走る楽しさ” を堪能できる、
M135i xDriveのデザイン。

M135i xDriveは、走ることの楽しさを存分に味わえる1台だと思いました。座れば体をしっかりと包み込むシート。握ればステアリングから伝わる重厚さが心地いい。この車が何たるかを五感で感じ取れる工夫が、体が触れる部分随所に施されていると感じました。また、左後部座席の窓ガラスの開口形状は、視界が開けているので目視を助け、街乗りでも安心感があります。こういった安心面も含めて走りを楽しむことに集中できるように設計されていると思いました。

“おもてなしの心” が凝縮された、M135i xDriveの乗り心地。“おもてなしの心” が凝縮された、M135i xDriveの乗り心地。

“おもてなしの心” が凝縮された、
M135i xDriveの乗り心地。

また、運転中に車内で感じる音の情報に驚きました。アクセルに呼応し、心地の良いエンジン音に包まれます。それでいて止まると驚くほど静かです。ドライバーが求めている心地よさをメリハリをつけて届けてくれています。力強く直感的な操作感、ドライバーを刺激するコックピットの雰囲気、運転を楽しませようとする意思をひしひしと感じられました。力強い設定だけれども運転のしやすさを犠牲にしていないデザインをはじめ、小さなところまでエンジニアのホスピタリティを感じ、まさに“おもてなしが凝縮された1台”だと思いました。

BMWに共感を覚える、
製作者としてのこだわり。

硯はアジア圏、最古の筆記用具のひとつです。約2000年前のデザインがいまだに大きくモデルチェンジされず、現行型として活躍しています。これは使い易さを追求したデザインとして完成していることを指します。デザイン性に偏り機能を置き去りにしては成り立ちません。硯づくりにおける良いデザインの条件は、「よく墨が磨れる」この機能の担保です。それを踏まえて素材を選び、使い手の目的に合わせてデザインすることが製硯師の仕事です。これは、使い手の目的を満たしつつ、理想的な体験を演出するという意味では、車の開発と似ていると思うんです。製作者として、“こだわり”を形にしたい反面、デザイン面やユーザビリティの面での車を開発する方たちも、様々なジレンマを抱えているんじゃないかと思うんです。ぜひ、一度、BMWの開発者の方とそんなお話をしてみたいですね。

日本における硯の使用者は100年前に比べて9割強減少しました。これは筆が日常的筆記具でなくなったことを指しています。むしろ上手に書くことが自分に課し、緊張する道具になっています。筆は綺麗な字を書くためだけの道具ではなく誰でも使える筆記用具です。硯もそうです。現代において身近に活躍できるデザイン、使用環境の創造をぼくたちは忘れてはいけません。

BMWに乗って感じた、過程を楽しむ共通点。BMWに乗って感じた、過程を楽しむ共通点。

BMWに乗って感じた、
過程を楽しむ共通点。

車は、目的地への移動手段ですが、ただの移動手段ではありません。運転する時間が醍醐味だと思います。硯も同じです。墨を磨ることは墨液を得る手段ですが、誰に何を書こうか、想いを巡らし墨を磨る。その過程こそ無二の尊い時間になります。車も硯も無限の楽しさを生み出す装置になります。なので作り手として、使い手の「楽しい」という気持ちには注意深くあり続けたいものです。

今回BMWに乗り、開発者の方々の「楽しめましたか?」という声を聴いたように感じます。モノづくりの心意気に触れられるドライブを楽しませていただきました。

追求していきたい、“感動” で人を動かす歓び。追求していきたい、“感動” で人を動かす歓び。


追求していきたい、
“感動” で人を動かす歓び。

僕は、人を動かすのは「感動」だと思っています。人は心が動かないと前に進めません。エンジンすらかからなくなってしまいます。感動は人生を力強く前進させる鍵になります。僕の感動の鍵は、硯の素材である良い石に出合えた時です。それは車のエンジンをかけることに似ています。感動を備えた車は「行き先は後で考えればいい」と、乗りたい気持ちが先行します。同じように、感動を備えた硯は、「何を書くかは決めてないけれど磨りたいんだ」という気持ちを作ります。

感動は人を動かし歓びをかき立てます。僕も作り手として、そんな硯を追求していきたいと日々思っています。

製硯師・青栁貴史さん製硯師・青栁貴史さん

プロフィール

製硯師・青栁貴史さん

浅草で90年続く書道用具専門店「宝研堂」の4 代目。16歳の頃から、硯職人の祖父と父に師事し硯づくりを始める。日本唯一の製硯師として、世界各地の石材を扱いあらゆる硯を製作する。2018年、月の石を硯化。専門は文化財の復元・復刻製作。大東文化大学文学部書道学科で教鞭をとりながら、次世代へ、毛筆文化の豊かさとその本質を伝える活動にも情熱を注いでいる。

今回訪れた場所

宝研堂
住所:東京都台東区寿4-1-11
URL:http://houkendo.co.jp/

ACCA studio
住所:東京都墨田区東駒形3-19-13
URL:https://acca-studio.com/

製創業80年・書道用具専門店「宝研堂」4代目/製硯師(せいけんし) 青栁貴史『Go NEXT ―未来へ駆けぬける―』【TBS】

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BMW M135i xDrive

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