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染織家・冨田 潤さんとBMW 320d xDrive M Sport Edition Joy+でめぐる 自然豊かな里山から生まれる染織

2021/8/6

豊かな里山が四季折々の表情を見せる京都の奥座敷・嵯峨越畑。この地に魅了されて根を下ろし、創作活動に取り組んでいるのが染織家の冨田 潤さんだ。初夏の一日、BMW 320d xDrive M Sport Edition Joy+を駆って、クリーン&セーフティなドライブに出かけた。

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 京都の里山・越畑を拠点に活動する染織家・冨田 潤さんとは 京都の里山・越畑を拠点に活動する染織家・冨田 潤さんとは

京都の里山・越畑を拠点に活動する染織家・冨田 潤さんとは

京都市のほぼ西端に位置する嵯峨越畑。茅葺きの民家が点在する里山や、蕎麦やブドウが栽培される冷涼な気候で知られ、「京都の信州」とも称されるエリアだ。日本の原風景といえるのどかな里山に抱かれた集落に、染織家・冨田 潤さんの制作拠点がある。1982年に移住して以来、伝統的な絣の技法を生かしつつ、豊かな質感と静謐な色彩からなる作品を手掛けている。

 暮らしと仕事が一体化した村、The Villageへ 暮らしと仕事が一体化した村、The Villageへ

暮らしと仕事が一体化した村、The Villageへ

キャリアとともに変化したものづくりの現場を発信するため、染織でつながりながら暮らしを創造する集合体「The Village」の活動を2021年4月にスタート。冨田さんらが制作を行うテキスタイルスタジオ、ギャラリーショップなど6つの建物からなり、気候のいい春から秋にかけてはオープンスタジオを開催する。

染色、織をつくり進めるアトリエ 染色、織をつくり進めるアトリエ

染色、織をつくり進めるアトリエ 

もともとシクラメン栽培の温室だった建物を改装した、開放的な工房。帯の長さである9尺(約3m)の糸を張ってもまだまだ余裕がある広さだ。奥には糸染めの作業場も。2009年からここで制作を行うホリノウチマヨさんは、ウール素材を中心としたショールを得意とする気鋭作家。

本多夫妻による繭から紡ぐ染織工房、Honda Silk Worksの工房兼住まいも見学本多夫妻による繭から紡ぐ染織工房、Honda Silk Worksの工房兼住まいも見学

本多夫妻による繭から紡ぐ染織工房、Honda Silk Worksの工房兼住まいも見学

本多祐二さんは養蚕農家での経験を経て、夫妻で染織の道に進んだ。冨田さんのもとで2016年から2年間修業を積み、独立。越畑の暮らしに愛着を感じ、茅葺の古民家を工房兼住居に。繭から糸を挽き、紡いだ糸は草木染めにすることで、自然と共存した作品づくりを追求している。

 The Villageを出発、かやぶきの里までドライブ  The Villageを出発、かやぶきの里までドライブ

The Villageを出発、かやぶきの里までドライブ 

走行中の車内は、ディーゼル車特有のエンジン音とは無縁の静けさ。アクセルを踏んだ時のレスポンスのよさ、スムーズな加速も特徴だ。「ドライバーをサポートする最新機能が付いているので、故郷の富山へのロングドライブでもかなり負担が減りそうです」。腰痛に悩む冨田さん、山道でブレ知らずの安定感も気に入った様子。

かやぶきの里の集落内、ちいさな藍美術館へ新道さんに会いに行くかやぶきの里の集落内、ちいさな藍美術館へ新道さんに会いに行く

かやぶきの里の集落内、ちいさな藍美術館へ新道さんに会いに行く

50年にわたって冨田さんと交流がある藍染作家・新道弘之さんが、国内外で蒐集した藍染の貴重なコレクションを展示する私設美術館。茅葺屋根の古民家で、深く優しい藍の魅力に触れることができる。タイミングがよければ併設の作業場で染めの行程を見学するチャンスも。新道さんの代表作「シンディゴボール」も展示。 

締めくくりは冨田さんが暮らす住まいでひと息 締めくくりは冨田さんが暮らす住まいでひと息

締めくくりは冨田さんが暮らす住まいでひと息 

最後に訪れたのは、冨田さんの自宅。40年前に越畑に移住し、朽ちかけていた状態からじっくり手を入れてきた古民家だ。キッチンを中心に手仕事を感じる品々が配され、さながら民藝ミュージアムの趣。風土とともに暮らし、染織とともに生きる。環境負荷を低減するクリーン・ディーゼル搭載のBMW 320d xDrive M Sport Edition Joy+は、冨田さんのライフスタイルにもしっくりと寄り添うだろう。 

染織家・冨田 潤さん 染織家・冨田 潤さん

プロフィール

染織家・冨田 潤さん 

1951年富山県生まれ。糸をみずから染めて織り、帯やタぺストリー、ラグなどを制作する染織家。オーストラリア、イギリスで留学・修業のち帰国。1982年から越畑に自宅・工房を構える。絵画を思わせる静謐で重層的な表現に、国内外から高い評価を集めている。 

 <クレジット>

text=Aya Honjo
photo=Ryusuke Honda(bird and insect ltd.)
movie director/editor=Shuma(bird and insect ltd.)
cinematographer=Daisuke Abe(bird and insect ltd.)
music=Go Hiyama (echoes breath)


今回訪れた場所

The Village
住所:京都市右京区嵯峨越畑筋違町17 studio 0033
URL:https://juntomita.com/the-village


かやぶきの里
住所:京都府南丹市美山町北
URL:https://kayabukinosato.jp
 

ちいさな藍美術館
住所:京都府南丹市美山町北上牧41
URL:http://shindo-shindigo.com

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