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曲木造形作家・亘章吾さん「子どものように好奇心に正直になることで、自然に前に進んでいくことができる」

2023/1/11

ラグジュアリーかつ極上なi7の乗り心地。ラグジュアリーかつ極上なi7の乗り心地。

ラグジュアリーかつ極上なi7の乗り心地。

i7は、運転して良し、乗って良しな極上の1台ですね。まず、乗り心地が、驚きの心地良さでした。たまに、「雲の上の乗り心地」という表現を目にしますけど、生まれて初めて体感しました。シートに座った瞬間に、「この車はこれまでの車とは違う」ということがわかりました。

実際に運転をしてみると、エアーサスペンションのバランスがすごく良くて、浮きながら運転しているような、信じられない感覚でした。操作性も良かったですね。けっこう大きめの車体ですけれど、ハンドルが軽いし、車幅の感覚も掴みやすかったです。初めて乗る車でしたけど、とても楽しく運転することができました。

ちなみに、EVは初めてだったんですが、静かさとその静かさを最大限に活かした音響は、とてもラグジュアリーな体験だと思いました。普通のガソリンの車だったら気にならない音も細部まで考え抜かれていると伺って、まさにその通りだなと。車内に36個ものスピーカーが付いていて、そこから音楽を聴きながら走るだけでも、かなり豪華な時間だと思いますが、何よりすごいのが後部座席に座った時ですね。巨大なモニターが降りてきて、そこに映像が流れた時の音の臨場感は、もはや映画館でした(笑)。シートも足が伸ばせるようになっていて、飛行機のファーストクラスみたいで、これはもう「後部座席」とは違う呼び方をした方がいいんじゃないかと思いましたね(笑)。

ラグジュアリーかつ極上なi7の乗り心地。ラグジュアリーかつ極上なi7の乗り心地。
造形作品を作り終えるたびに出会う新しい景色。造形作品を作り終えるたびに出会う新しい景色。

造形作品を作り終えるたびに出会う新しい景色。

僕は、造形作品を作り終えるたびに、毎回、新しい世界の扉を開けることができたなという、ひとつの達成感を感じています。制作は自分の手を動かして行っていますが、実は最終的な仕上がりを完璧に把握して作っているわけではありません。素材である木と向き合う中で、垣間見えてくる美しさの片鱗に逆らうことなく、素直に引き出すことを心がけています。

そのため、時にはまったく想像していなかった仕上がりになることもあります。だからこそ、作品が出来上がった時は、僕自身も新しいものに出会えた歓びを感じることができます。もしかしたら、作品を作っている過程が新しい景色を見るための道のりであって、出来上がった作品が新しい景色なのかもしれないですね。

子どものような好奇心で目の前のことを全力で楽しむことで、自然に前に進んでいくことができる。

いま、僕は曲木造形作家として、とても充実しています。作品を作ることが楽しくて仕方がないんです。それができている理由は、目の前にあることを全力で楽しんでいくなかで、自然に前に進むことができているからだと思います。

いま、うちの子どもが2歳なんですけど、この“好奇心に手を引かれて前に進む感覚”って、2歳の子どもと同じだなと感じています。目に入ってくる“楽しそうなこと”に触れていくなかで、喜怒哀楽を感じて自分の好き嫌いがわかり、心の輪郭が作られていく。それを何度も繰り返していくうちに、気づいたら前に進んでるし、人としても成長している。うちの子の場合、それが見える世界すべてで、僕の場合は、木という素材。全然違うようで根本は同じです。人はいくつになっても、好奇心をエンジンに前進していく生き物なのではないかと僕は思います。

FREUDEとは、“圧倒的な自然の美”との触れ合い。FREUDEとは、“圧倒的な自然の美”との触れ合い。

FREUDEとは、“圧倒的な自然の美”との触れ合い。

僕にとっては、自然に触れる時間がFREUDEなひとときです。特に、一番大切にしているのは、“圧倒的な自然の美”との触れ合いです。それは、例えば、屋久島のような規模が大きい場所かもしれませんし、道端に力強く咲いている可憐な花を見つけた時かもしれません。規模の大小は関係なくて、そこにある生命力を感じることができ、インスピレーションをもらう瞬間に歓びを感じます。

そうやって自然からもらった感動を僕は作品に込めています。僕の理想は、観た方が何の作品情報も知らないまま、ただ作品と相対するだけで感動できる作品です。それは、山を歩いて巨木に出会った時の衝撃に近いかもしれませんし、一輪の花の儚さに触れた時の心にしみるような切なさかもしれません。僕が心を震わせた感動を、作品を通して、多くの方に感じてもらえることができたら、それこそ最高のFREUDEですね。

FREUDEとは、“圧倒的な自然の美”との触れ合い。FREUDEとは、“圧倒的な自然の美”との触れ合い。
曲木造形作家・亘章吾さん曲木造形作家・亘章吾さん

プロフィール

曲木造形作家・亘章吾さん

1987年京都の木材屋に生まれる。岐阜県飛騨高山の森林たくみ塾にて指物の技術を身につけた後、アイルランドに渡り、Joseph Walsh Studioにて特殊な曲木技法を習得する。帰国後、中川周士が主宰を務める中川木工芸で伝統的な木桶制作に従事。

2021年京都にて曲木造形作家として独立し、国内外のアートフェアで作品を発表している。

自然が創る曲線の世界、人間が創る直線の世界。それらが出会う先に見える美しさを曲木造形というかたちで表現。

作品は一貫して、奈良県吉野地方の人工林で育てられた節が無く通直な木目の檜を使用。三次元の曲線を描く特殊な曲木技法と、手技による削り出しを中心に制作されている。

今回訪れた場所

泉涌寺
住所:京都市東山区泉涌寺山内町27
https://mitera.org/

坂本林業
住所:奈良県吉野郡吉野町上市2294−18
https://yoshinochoboku.com/people/east/sakamotoringyou/

カトリック神田教会
住所:東京都千代田区西神田1-1-12
https://catholickandachurch.org/

 

曲木造形作家・亘章吾さん
『FREUDE,forever -先駆者が見た景色-』【TBS】

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